Nintendo DS Lite 電池交換2
設置2008/1/29
最終更新2008/2/11

以下の内容はすべて自己責任において行っています。誰もいないことと思いますが、やる場合は自己責任で。事故や不具合など全ての結果に関して当方は一切責任を負いませんし、メーカー保証規定にも関わりますので変人の奇行として指差してお笑いください。


一月程しか経っていませんが早くも第二弾。以前交換してから26回しか充放電をしていませんが、低容量による駆動時間の短さがやはり気になるのでSANYO1000を使うことにしました。

SANYO1000は手元に1本しか無いので(携帯電話に3本回している為。)新規に購入。ビックカメラにて、通常8本3360円のところポイント&クーポン使用で1131円。1本単価は前回のノーブランド600mAhを下回りました。8本購入の理由は、3本組みを作ったとき1本余るのを防ぐためです(3・3・2本に分ける)。がしかしロットが違ったため計画は崩壊。違うロットを同時に使用するのは大変気持ちが悪いですね。

ただ、SANYO1000は非常に特性が似通った電池で、ロットや使用回数が違っても殆ど特性がずれないすばらしい電池なんですね。かつての伝説、SANYO Cadnicaを思わせる寸分違わぬ特性はマニア垂涎の逸品。もちろん普通の方にも。一家に3兆本くらいあっても決して損ではありませんが残念ながら私には3兆本買うお金がありません。

前回と同じく、これをDS本体に入れるわけですね。
前のバッテリーを取り外してから今回の電池を組み込みます。ここで本体と電池を半田付けしていないということが生きてきました。作業が楽に進みます。

前回の組電池使用時、電池DS-Lite本体の電源が落ちた時の電池電圧は負荷電圧が3.34V、開放電圧が3.49Vでした。単セルあたりの電圧が1.1V程度になっているのでDS-Liteは中々優秀な放電器である、と言えますね。電池をほぼ完全に使い切っている形なので充電や繰り返し使用を考えれば良いことです。
充電に関して、充電終了電圧がそこそこ高い様なので、満充電に近いところまで行きます。今回のSANYO1000組電池では、充電時のセル電圧上昇が前回の600mAhのものより大きいため僅か1時間30分で充電終了。7割しか入ってません。


まず組電池を作ります。以下のように並べてテープで仮止めします(左図)。綺麗に向きを合わせると見栄えが良くなりますね。上手いこと向きが合ったら接着剤で固定します。接着剤は各セルの隙間(裏側のみ)に流し込みます。見えないところで接着すれば見栄えが悪くならないので良いです。

次に端子をつなぎます(中、右図)。ペーストを塗って銅の線をのせ、高出力の半田鏝を用いて接続します。鏝を当てる時間は2秒以内にするのがベスト。なるべく短い時間で且つ殆ど半田を使わずに出来れば良いです。私は某メーカー製の100W相当という半田鏝(若干弱い感じ)と銀半田を用いています。


各端子を接続し、繋ぎの箇所を絶縁します。最後に端からラインを引っ張ってDS-Lite本体の端子に接触するようにします。


前回と同じように、組電池の両端子から引っ張った線を本体端子の隙間に差し込んで接続します。これによりメーカー保証・電池交換の簡易さはばっちりキープ出来ます。あとは接点間の隙間に消しゴム等を入れて短絡を防ぎ、目張りをすれば完了。

今回は前回よりも見てくれを重視したので若干丁寧に仕上げました。SANYOのロゴ、電池のパッケージはあまり隠れていません。ここがなるべくたくさん見えているほうが格好良いですね。やはり「SANYO Ni-MH1000」と見えているのが良いです。前回は無名の電池を使ったので格好もあまり良くありませんが、ここにSANYOやGP、松下のロゴがあればそれだけでどんぶり飯5万杯位は軽くいけそうですね。


真横から見てもあまり飛び出すことなく、良い感じに収まっています。

NDS電池交換2
製作総費用
1131円(424円)
製作総時間
45分
手間・難易度 易★☆☆☆☆難

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